借り換える前に必ずシミュレーションをしよう

借り換えのシミュレーションってどうやるの?
シミュレーションの注意点は?

借り換えをする人は今よりも返済額を減らしたい、一本化して支払を楽にしたい、と願っていると思います。

しかし、上手く借り換えないと現在よりも状況が悪化することもあります。

事前にしっかり借り換えシミュレーションをして、「こんなはずじゃなかった!」とならないようにしましょう。

ここでは、借り換えシミュレーションのやり方、そして抑えておくべき重要な注意点を解説します。

参考になさってください。

シミュレーションのやり方

借り換える前のシミュレーションは、金融機関のホームページに行けば簡単にできます。

まずは契約したいおまとめローンのシミュレーションページを探しましょう。

もしなければ、他の金融機関のシミュレーションページでも代用できます。

とはいえ、シミュレーションページも用意していない金融機関は明らかに怠慢ですので、信用しない方がよいです。

借りたい金額や金利など必要項目を入力し、自分にとって現実的な返済プランをシミュレーションしてみて下さい。

注意点

シミュレーションする際にはいくつか注意点があります。

この注意点をすっ飛ばすと、下手すれば今より苦しくなる可能性があるのでしっかり確認してください。

月の返済額だけで選ばない

「借り換えをして、月々の返済額を減らしたい」

そのお気持ちは痛いほど分かります。

しかし、借り換えを月々の返済額だけで考えていると、借り換え前よりも支払い総額が膨らんでしまう可能性があります。

例えば、現在借入総額が200万円で、平均年利18%、月々の返済が5万円であったとします。

この場合、このままだと完済には5年2ヶ月かかり、支払総額は3,077,200円となります。

(200万円 18% 5万円/月 ⇒ 5年2ヶ月 合計3,077,200円)

これを年利9%で月の返済が20,285円のおまとめローンに乗り換えたとします。

約3万円も月の返済額が下がり、大分楽になりました。

ところが、この契約で返済を続けると、完済には15年かかり、支払総額は3,651,300円となります。

(200万円 9% 20,285円/月 ⇒ 15年 合計3,651,300円)

借り換え前に比べて、支払総額は574,100円も増えています。

借り換えは月の返済額だけでなく、支払総額にも目を向けましょう。

変動金利に注意

カードローンは、市場の金利に連動する変動金利のものと、市場の金利に左右されない固定金利のものの二種類があります。

現在の日本は異常なまでの低金利です。

そのため変動金利のカードローンの方が金利が安い傾向にあります。

その低金利につられて変動金利のカードローンに借り換えたとしたら、市場の金利にはいつも注意を払っておかないといけません。

市場の金利が上昇すれば、月々の返済額や支払い総額も増えてしまいます。

金利が暴騰して返済不能になる、なんてことも100%無いとは言えません。

完済するまでは現在の長期的な低金利に安心しないでください。

「今」返せても数年後はどうか

返済シミュレーションは現在の経済状態だけでなく、完済までの期間における経済状態の変化も考慮して行う必要があります。

例えば、現在の収入と支出から将来5年間の返済計画を立てたとします。

ところが、2年後に子供の学費が必要になるのであれば、その時は支出が増えて返済に支障が出てしまいます。

そうなると、そこでまた慌てて返済計画を立て直さないといけません。

将来慌てないように、確実に完済できるように将来を見越して返済シミュレーションは行いましょう。

納得できるまでシミュレーションを繰り返す

借り換えシミュレーションは現実的な返済プランができるまで何度も繰り返しましょう。

そして、この返済プランなら審査に通ると確信できたら金融機関に申し込みましょう。

なぜかというと、一度カードローンへ申し込むと、申し込んだという情報が信用情報機関に半年は残るからです。

短期間に申し込みを繰り返すと、申し込み過ぎるとして要注意人物に指定されます。

この状態は通称「申し込みブラック」と呼ばれます。

申し込みブラックにならないためには、確実に借り換えを成功させないといけません。

ですから申し込み前にシミュレーションで現実的な返済プランを作り、契約の成功率を最大限に高めておきましょう。